川内村の国直轄除染を見て、川俣町との違いに愕然

DSCF5280.jpg
除染基準が作った妙な風景
DSCF5283.jpg
住まいから20mまでの範囲を除染した結果、間の約10mの土手が除染されないままに残された。
因みに、空間線量は0.10μsv/h前後。国の目標値である0.23μsv/hの半分以下の数値。
帰還されても年間0.5ミリシーベルト以下の地域なのだろう。
でも、住民の方は帰還されていない様子で「生活の匂い」は一切感じられない。時間まで止まってしまったような不思議の国。
DSCF5285.jpg
除染工事は実に丁寧に行われており、除染範囲をぬき板を配置するなどして明確にしている。
表土も剥ぎ取ってしまい保水力がなくなってしまっているので、大雨時の土砂崩れは大丈夫なのだろうか…?
事故後、はじめて通った川内村だったが、除染工事車両以外、一般の方の車両は1台もすれ違うことがなかった。

安全とされる低線量の地域でありながら、誰もいない。
一方、除染工事が完了しても、国道沿いですら0.6μsv/h前後の数値のままの川俣町。
東電の4万円の賠償金だけで打ち切ろうとされている。
国直轄ではなく川俣町が発注した除染工事は、工事範囲の確定方法や表土の剥ぎ取りや樹木伐採等、川内村の実態と比べてまるで工事仕様が違っていて愕然としてしまった。専門的なことが解らないとしても風景がまるで違うのは誰でも感じることだろう。川俣町の除染工事全てが「手抜き除染」に思えてきた
川俣町(福島県)は先進地視察すら行わずに決めてしまったのだろう。
そして線量の実態はまるで逆じゃないのか?
避難区域とされた地域が0.10μsv/h
避難しないで住み続けている川俣町が0.6μsv/h
賠償額は半比例

なんとも、納得できない。

川俣町だけの問題ではなく福島市・二本松市・郡山市も同様で、極端な事例とは言えない。

とにかく、安全な線量まで何度でも良いから丁寧な除染を行ってほしいと願う。
まして、満足な賠償もないまま、ここに住み被曝し続けている住民を優先してほしい。

それが困難だというのであれば、「賠償金は被曝線量に応じて比例分配」すべきと考えるのは自分だけだろうか?


にほんブログ村


にほんブログ村
スポンサーサイト

テーマ : ほっとけない原発震災
ジャンル : 政治・経済

コメントの投稿

非公開コメント

こんばんわ、ももで~す。
保障でも除染でも、基本的な基準は放射線量であるべきですね。
業者も面積あたり・体積あたりの積算体系ではそれ以上の作業はできません。
線量に応じた柔軟な予算を組んでもらえないといけないでしょうね。

Re: タイトルなし

> こんばんわ、ももで~す。
> 保障でも除染でも、基本的な基準は放射線量であるべきですね。
> 業者も面積あたり・体積あたりの積算体系ではそれ以上の作業はできません。
> 線量に応じた柔軟な予算を組んでもらえないといけないでしょうね。
コメントありがとうございます。

20km圏外の市町村は風評被害や町・村の存亡を憂い、除染と称してハウスクリーニングし住民感情をなだめて、まだまだ高線量である事実も覆い隠そうとしているんですね。
手抜きと騒がれていますが、一生懸命、除染作業にあたってくれた作業員の責任ではなく、家ごとに違っている汚染濃度を無視したかのような一律的な仕様書を作り上げてしまった行政のミスだと思います。
虚しく感じます。
FC2カウンター
リンク
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

ドットドット

Author:ドットドット
原発事故まではハーブや自家製野菜・果物作りの生活を満喫していましたが、放射能汚染されてしまい、もう無理。
今は仲間と大好きな山登りをして写真を撮り歩きして楽しんでいます。
原発事故後の風土と日常をとりあげてをいこうと思います。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: