苦肉の工夫 ベッドの高さ調整策 

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要支援だった方が要介護になった。
要介護2以上の認定であれば介護ベッドのレンタルも可能なのだったが、種々の人的サービスを組むと利用限度額をオーバーしてしまう状況で、毎日の寝起きの為の簡易ベッドを介護ベッドに変更することが困難だった。

それまでは畳の上にふとんを敷いて寝起きされていた方が、いよいよ立つことが困難になってきて、そうなると息子さんや娘さん達が心配してベッドを購入してくださる例が非常に多い。
それも折りたたみ式の簡易ベッドが圧倒的であるが、総じてベッド床高さが低い。
せいぜい床から30cm程度の商品がほとんどであり、最初はそれでも間に合っていても、しだいに立ちにくくなってくる。
身長の高い低いにも左右されるけど、160cm程度の身長があると「せーの」と掛け声をかけてやっと立てる高さなのだ。

この方の例外無しにその対象で、立てなくなってしまった。すぐ脇に奥様が利用する介護ベッドがあるので、そのサイドレール(柵)にすがり、なんとか立位確保ができる。

策に悩むCMさんから「SAITOさん、何か考えて!」と言われ、咄嗟に提案した方法が厚さ10cmのコンクリートブロックを下に敷いて簡易ベッドを上げてしまうというもの。

賛否はあると思ったが、材料費600円をいただき早速やってみた。

フローリングに傷がつかないように、コンクリートブロックの下に厚手の布をカットして敷いた。
重量もあり安定している上、上部の面はザラザラしているので、ベッド脚もずれにくく安定した。

ベッド床高さが40cmになり、ご本人もスクッと立ち上がりができるようになり喜んでおられた。

全く利益にはならない手間だったけど、この程度の施しで済むのであれば、誰に怒られる利用もなかろう。
当面は充分役にたてるだろう。いずれ、しっかりした手すりがないと立ち上がりも困難になっていくのは予想できる。
そうなったらば介護度も重くなるのだから限度額も増え、介護ベッドへの変更も可能であろう・・・
何がなんでも利益にしていく姿勢は大事なのだが、工夫のタダ売りもこの仕事には必要な場合もあると自己弁解。

利用者が増え大変になってきたけど、今は気配りできる部下のKさんもいるので、なんとか数もこなせるようになった。






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ジャンル : 福祉・ボランティア

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Author:ドットドット
原発事故まではハーブや自家製野菜・果物作りの生活を満喫していましたが、放射能汚染されてしまい、もう無理。
今は仲間と大好きな山登りをして写真を撮り歩きして楽しんでいます。
原発事故後の風土と日常をとりあげてをいこうと思います。

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