プロメテイスの罠「県境の先で」 宮城県丸森町の放射能被害について報じた

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朝日新聞の第3面に連載されている「プロメテウスの罠」
昨日まで、24回に渡り「県境の先で」というテーマで、福島県と宮城県との県境に位置する宮城県丸森町の放射能被害について報じ続けられていた。
的を得た感想とは言えないが、「福島に住んでいて良かった」
原発事故による放射能汚染は県境に留まらず、隣県にも分け隔てなく広がった。
全村避難となった飯館村は霊山の尾根を境に隣県丸森町に接する。
震災後、東北百名山の一座である「岩岳」を訪ねた時に、線量の高さに驚いたことがあった。
その時は、福島県内で行われていた放射線モニタリングや、作物の検査なども同様に行われているのだろうと思っていたが、朝日新聞の記事を読むと愕然としてしまった。
町も県も、事故当初から汚染の恐怖以上に「パニック」と「風評被害」の方が恐ろしかった様子で、「臭い物には蓋」政策を決め込んでいたのだった。
福島県でも同じ頃に、長崎大のダマシタ(山下)教授を呼び県民に対し「年間100ミリシーベルトまで安全」という洗脳戦略を展開しようとしていた。
丸森町の保品町長は東北大の石井教授に洗脳を依頼。「500ベクレを越えた野菜を持ってきてくれたら、私が食べます。子供が地面に寝転がって、もし口に土が入ってって安全です。」と言い切った。

その後の取材に対して、石井教授の弁明が素晴らしい。
「・・・その当時は研究者としてそれまでの知識とデータで、安全ではないという根拠がなかったから、安全ですとしかいえなかった」・・・・・・・(怒)(怒)(怒)
教授たるもの、知識とデータがなければ、「安全ですとはいいきれません」と言うべきではなかったのか?
どうして?そういう言葉選びをしてしまうのか?
ブラックパワーがあったからとしか思えないのだ!
その程度の人種が宮城県の「健康影響に関する有識者会議」のメンバーの一員となり、最終的に「宮城県南部の年間被曝線量は健康に及ぼす影響はなく、調査の必要はない」という見解をまとめ、その結果、宮城県内の調査は実施されなくなったという。

結果ありきで人選された有識者会議など、昨今の国会対策に準じた手法で、茶番にすぎない。でも、数の論理で通ってしまった安全神話。

最終回の記事で、県境に住む宮城県筆甫の70歳になる女性と76歳になる男性の取材記事だった。
除染作業員として毎日我が川俣町の除染作業に通っているという。
日当は1万円。但し交通費は自己負担。
早朝6時半に車に便乗して川俣に通う。クタクタになって夜に帰宅。
除染している川俣町よりも高い線量の我が家で眠りにつく日が続いている。

そして、その方はつぶやく。この実情だけでもわかってほしいと。

・・・絶対にこんなことがあってはならないだろう!!!

筆甫(ひっぽ)は良質な竹炭の名生産地で有名だった。今でも竹炭が生産されているのかは確認していないけど、曖昧な表示のままであれば商品価値は無いという意識は「福島県民」は既に持っている。(持たされてしまっている)

既に、時代は市場でわかるように玉虫色の論理は通らない。

福島県産の物(人)だけが厳しい査定を受けるのは現実であり、避けようがないけど、隣県と言われる場所の物(人)のグローバルなスケールでの統一された基準構築がなされなければ、「風評被害」など避けられないと思うのだ。
そして何よりも大切な健康不安対策は、県境では決められては不条理fであるという現実。

もう4年目の夏がくるのだから、このイライラを速く解消して欲しいものだ!安倍さんよぉ!
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原発事故まではハーブや自家製野菜・果物作りの生活を満喫していましたが、放射能汚染されてしまい、もう無理。
今は仲間と大好きな山登りをして写真を撮り歩きして楽しんでいます。
原発事故後の風土と日常をとりあげてをいこうと思います。

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