連日の震度4強…があったので

連日、福島県沖が震源地とされる地震があり震度4強の揺れが報じられた。
我が家では2階のTVの上に飾っていた人形が落下した程度で済んだが、浜通りの方では重たい土蔵の壁の表面が落下した被害があったようである。
少々地震に関して書いてみたい。
TVで放映される「ビフォア・アフター」が面白くて毎回見ている。
リフォームなので全ては解体できないから匠たちは悩むのだろうが、骨皮を残すまで解体してしまったら残存価値は全体の10分の1程度だろう。TVの意図がなければ前面解体して新築した方が良いものができるにちがいない。
また、許認可についてはTVでは一切報じていないけど、あれだけの改築の場合確認申請は必要なはずなのだ。現代の許可基準では確認申請が下りないような敷地条件であっても、堂堂とリフォームしてしまっている。
そんな疑問をいつも感じていたけど、耐震性に関して詳しく紹介されはお家は残念なところ1件もなかったと記憶する。
新築が激減しリフォームが主流の時代だというのにテーマは七変化だけって感じ。
耐震の他にも省エネの工夫が紹介されない。目を疑うような工事があった。壁や床・天井に敷き詰めるグラスウールの施工のいいかげんなこと。隙間だらけで上下の通気止めもやらないでパタパタとPBで覆ってしまった。TVキャスターは勿論素人だから疑問にも思わない。グラスウールが入るだけで省エネになっていると理解している表情だ。

そんなレベルだから耐震なんて思うわけがないや。

過去に、木造住宅をメインとして、理論的耐震診断(現在の耐震診断法)とは別に動的耐震診断を責任者という立場でやっていたことがあった。「揺らして解る耐震診断」なのだったが、ある依頼者からの切なる希望があってシブシブ測定したことがある。その建物は新耐震基準が施行された以降の建物で、揺れるはずがないのであるが、起振機にスイッチを入れると異常にグラフの振幅がふれた。風でも揺れるデータだったのだ。ありえない揺れに「設定を間違えたかな?」と不安になったが、間違いではなかった。部材の接合部を疑い屋根裏と床下に潜って目視確認したところ、なんと図面にはしっかり表示されている筋違い(スジカイ)が無い!
そのお家は築2年目だった。当然だけど瑕疵担保責任で無償で改修工事を行うことになった。(依頼者からは感謝されたけど、工務店からはすごく怨まれたのは当然だった)
「ダイク サマ!」って神様のように言われていた時代は太古の時代であって、現代は「大苦様」だったりする。 
そんなことを地震があるたびに思い出します。

あおるつもりはないけど、耐震性の確認は法律改正の時期をも撤廃して行うべきで、答えは全て現場にあるんだということを「ビフォア・アフター」でもやるべきなんだけどなあ…

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ジャンル : 日記

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Author:ドットドット
原発事故まではハーブや自家製野菜・果物作りの生活を満喫していましたが、放射能汚染されてしまい、もう無理。
今は仲間と大好きな山登りをして写真を撮り歩きして楽しんでいます。
原発事故後の風土と日常をとりあげてをいこうと思います。

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