会津蒲生岳 6月27日

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会津のマッターホルン 蒲生岳
2000年10月に初めて登った蒲生岳。9年ぶりにまた登ることになった。梅雨のこの季節であるので天候が心配されたが、無風状態で雲ひとつない大快晴となり、登山口の気温は既に26℃になっていた。一度登った経験がよみがえり、私は最初から登山シャツ1枚でスタートした。つばの大きい新しい登山帽も大いに役にたつことになった。(次男夫婦からの父の日プレゼント)
 
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JR只見線 会津蒲生駅
無人駅で9年前は駅より会津寄りの方に下山して線路を歩いて駅まで戻ってきたことを思い出す。

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「鼻毛通し」
8合目あたりだろうか。大きな風穴があり中には祠が祭られている。同行のリーダーIさんはバテバテになってしまった。きっと脱水状態になっていたのだろう。風穴の中で小休止をとった。雪渓が残る浅草岳から風が流れてきて爽快だった。Iさんもみるみる回復でき山頂までの急な岩場を登っていった。
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山頂から小蒲生方面に下ってすぐのとことから撮影
只見川が一望できる。SLが橋を渡る写真の撮影ポイントらしい。SLは何かのイベントで今でも走るらしいが、電車でも走ってくれれば絵になるのだろう。
gamou08撮影CANON
しばし待っていたら物凄い轟音がどんどん近ずいてきた。ジェット戦闘機が2機超低空で目の前を北上していったのだ。瞬間的にパイロットの姿が見えた。北朝鮮機を追う自衛隊機だったのだろうか?山頂からは暑さを忘れて360度の大パノラマと想定外のスリルを満喫した。
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クサリにぶら下がる
この日は只見町に一泊するので十分時間があるので、下山は別ルートを選んだ。ネットで調べた地図を持参していたので心配はなかった・・・はずだった。
山頂には「宮原登山口」方面の道標もあり迷わず下った。尾根幅はものすごく狭く、岩は思ったよりのもろい。クサリ場が続き角度も60度超でぶら下がるような感じだった。高所恐怖症のCANONが心配された。…やはり彼は青ざめていた。 

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迷走する
クサリ場をやっとの思いで無事におりて五葉松通りを過ぎブナの樹林を進んだ。さすがに涼しく感じ身体も口も快適になった。
が、突然と道が消えた。
???(携帯にはGPSもついているし、無線機もある。レスキューシートも非常食もライトもある)頭の中では装備品の確認をし始めていた。リーダーのIさんの表情と言動も厳しくなってきて、地図を何度も確認した。コンパスで見ると方向が全くちがうのだ。周りは樹林で展望が得られない。地図上で降りようとすると山を登るようになる。ありえない。途中に分岐点はなかったし理解できない。
「ちょっとここで待っていて!先を確認するから」とリーダーは告げて先を確認に行った。
山はセミの声が聞こえたが静まりかえっている。沢を下ればどこかには降りれるだろうが・・・とも思い始めていたら「こっちだ!こっちだ!」とリーダーが叫んだ。進むとやがて明らかな道があり下った。ほどなく道標があり「小蒲生登山口」と書いてある。「宮原登山口」ではないが他に道がないので下っていった。心に不安を残していたので時間が長く感じられた。すると女性の声が聞こえてきた。それも大勢の声だ。だんだん大きく賑やかになってきた。そこでやっと安心できたのだった。20人を超える中高年女性の団体だった。すれ違うときに先頭の道案内人の男性に地図を示して確認すると、全く違うルート図だったのを知る。
結論は、山頂にあった道標が間違っているとしか考えられない。私たちが降りたルートはその地図に表示されていなかったのも原因のひとつだ。
後で知ることになったが、「宮原登山道」は現在廃道になっているそうだ。山頂を思い出すと、もうひとつの登山道らしき薮があったような気がする。きっとそこが地図にあったルートの起点だったのだろう。
下山して駐車場まで戻ると30人乗りの足立ナンバーのマイクロバスが我々も車の隣に駐車していた。
フロントガラスには「会津蒲生・会津朝日岳登山」という紙が貼ってあった。山中ですれ違ったあの団体さんのバスなのだろう。あの時間にあの急なクサリ場を登っていくことができたのだろうか?心配になった。そして明日は☆☆☆の会津朝日岳に登るのだ。東京の女性はパワーがあるなあ!
我々は3時に早々宿に入り温泉に浸かり興奮残る蒲生の体験話と明日の会津浅草岳の準備をした。




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Author:ドットドット
原発事故まではハーブや自家製野菜・果物作りの生活を満喫していましたが、放射能汚染されてしまい、もう無理。
今は仲間と大好きな山登りをして写真を撮り歩きして楽しんでいます。
原発事故後の風土と日常をとりあげてをいこうと思います。

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