ネットワークシステム(SPEEDI)による計算結果公表 だけど…

speedi04262.jpg
詳しくはこちら


今回の事故では、原子炉施設における測定によって放出源情報を得ることができないことから、SPEEDIを用いて発電所周辺の放射性物質の濃度や空間線量率の値を計算することができない状態が続いていました。このため、原子力安全委員会では、SPEEDIを開発した(独)日本原子力研究開発機構の研究者の協力を得て、原子炉施設での測定に代わる方法を検討し、試行錯誤を繰り返した結果、環境中の放射性物質濃度の測定(ダストサンプリング)結果と発電所から測定点までのSPEEDIによる拡散シミュレーションを組み合わせることによって、ダストサンプリングによってとらえられた放射性物質が放出された時刻における放出源情報を一定の信頼性をもって逆推定することができるようになりました。こうして推定した放出源情報をSPEEDIの入力とすることによって、過去にさかのぼって施設周辺での放射性物質の濃度や空間線量率の分布を求め、これによる事故発生時点からの内部被ばくや外部被ばくの線量を積算したもの(積算線量)の試算結果を公表しています。


今朝の福島民報に報じられたスピーディのデータ解析の説明は違っていたのだ。
「・・・これは、原子炉施設から放射性の希ガス又はヨウ素が1時間あたり1ベクレル(Bq)放出(単位量放出)される状態が1時間続いたものと仮定して、放射性希ガスによる地上でのガンマ線量率(空気吸収線量率)の分布と、大気中の放射性ヨウ素の濃度分布の時間変化を予測するものです。この予測は、これらの量の測定(緊急時モニタリング)の参考とするため、原子力防災関係者間で共有されてきました。この予測結果は、現実の放出量の変化を反映したものではありませんし、気象予測の誤差の影響を含んでいます。」

「SPEEDI」では、二つのデータが公表されている。
(1) SPEEDIによる単位量放出の予測計算結果(これまでに行った1時間毎の予測)
speedi04263.jpg
(2) SPEEDIによる積算線量結果
これは4月5日までの積算線量を示す。
speedi0426.jpg


新聞にでた図は積算線量図で、単位量放出の予測計算結果を示すコメントだった。
新聞紙面だけを読んだ方は飛散源の放射線量を1べクレム放出されたと仮定した予測計算だから信頼性は低いと解釈してしまったと思う。
大きな間違いであろう。しっかりと報道コメントを記載してくれないと、もっともっと混乱してしまう。
d0422vz.jpg

「SPEEDI」の積算線量結果はNISAの飛散分布図と比較しても大きな違いは無いようだから、信憑性は高いと思われる。

文部科学省 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による計算結果
スポンサーサイト

テーマ : 生きること
ジャンル : 心と身体

コメントの投稿

非公開コメント

FC2カウンター
リンク
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

ドットドット

Author:ドットドット
原発事故まではハーブや自家製野菜・果物作りの生活を満喫していましたが、放射能汚染されてしまい、もう無理。
今は仲間と大好きな山登りをして写真を撮り歩きして楽しんでいます。
原発事故後の風土と日常をとりあげてをいこうと思います。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: