背に腹は代えられない

35年前の5月に青森県上北町の友人宅にはじめて泊まった時の事を思い出した。
近くには三沢米軍基地があり、頻繁に戦闘機が上空を飛んでいた。
立派な建物は防衛省関連の建物で、漁業と軍事基地の町だったが、+原子力という
負の遺産造りが始ったばかりの時期だった。
視界には山らしい山はなく、平原(荒野)の中を真直ぐな道路がどこまでも続く。
車で走っていると、周辺の風景とはつりあわない御殿のような家が何件も現れてきた。
贅沢を尽くし屋根の破風板まで銅板の化粧材が施されている。
友人がそれを「原発御殿」と言っていた。
そして所々に強風で傾いたままの核燃料基地建設反対の看板が立っていた。


青森知事の三村氏が再選された記事が1面に掲載された。
青森県は原発や核燃料基地推進を選んだ。
背に腹は代えられないという理由だろう。
(投票数が出ていないので指示率不明)
「もう、選挙によって原発を選んでしまったのだから、どうぞ永代まで苦しんでください。
これで仲間が増えそうだ。今からガイガーカウンターを購入しておいた方が避難するにも助かるよ!」
・・・と、心の中ではもう一人の自分の声もあるが、それでは人間失格だ。
三村知事には県民の人命と財産を守る重大な責任があるのだから、真剣に原発を勉強し直して、
軌道修正してほしい。他の立地県と違って、中央のエゴにより全国から集められてしまった膨大な使用済み核燃料基地もあり、今後300年先までも管理していかなければならないのだ。(きっと、三村一族にだって子供・孫などの子孫にその作業に従事させてやっていく覚悟なんてあるわけもないだろう。)
これ以上新たに原発を増やすなんて論外。建設中の原発2基もあるというが、絶対に再開させてはならない。
雇用問題の解決策が見つからないから脱原発というわけにはいかないというが、原発で経済が潤ってきたのは、長い歴史の中でも、わずかここ40年ではなかったのか?
その期間に築かれた財産(社会・個人)なんて、一瞬にして崩壊してしまうんだ。
放射線汚染によって明かりが消えて闇と化した町。道路を走る車もなく、獣達だけが彷徨う。
悲しく恐しい光景を見るが良い。
全くといって良いほど、この福島の状況を知っていない。
目を覚まし、死神とは縁を断ち切り、新しい時代を作っていってほしい!
福島県前知事、佐藤栄佐久氏の悲劇(知事抹殺)だけは繰り返さないように祈っている。







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1

おはようございます。
お嫁さんのご実家が津波の被害とは。
なおのことご心配の多い出産だったことと思います。
私の、計画的避難で家を出た親戚というのは、次男のお嫁さんの実家なんです。
次男夫婦は札幌在住ですが、これまたお嫁さんが7月に出産。こちらも里帰り出産ができず、札幌でお産します。産まれても当分は福島に帰ってこれませんね。
浪江の母の実家も避難生活中で、家族、親戚さまざまに苦難を強いられています。

それなのに、青森の選挙って。
安全な原発など存在しないということを福島が証明してしまったのに。
ごたごたの国は、さらに原発推進路線を堅持するといいます。恐怖すら覚えます。

ところで、福島市に妹家族が住んでいるのですが、家の周りの放射線値を知人に測定してもらったところ、いずれもおおむね高いのですが、雨どいから側溝に入るあたりで28というびっくりの値が出たそうです。
場所は新浜公園のすぐそば。
1歳未満の赤ちゃんもいて、(アパートへ別居しましたが)ときどき来るというので心配です。
県に電話して相談しても埒が明かず、思い悩んでいます。仕事上、避難はできませんし…。

なんだかいろいろと思いが交錯してしまい、長々と書いてしまいました。
申し訳ありません。

Re: 1

海猫さん、 おはようございます。
新浜町の雨水濃度には驚愕しました。
私も線量計を買おうと思っています。
福島県の放射線リスクアドバイザーで「100ミリ先生」こと山下が、県の意向を受けてあちこちで講演していましたね。県民は振り回されるばかりか、都合よく解釈してしまう人たちも多く発生してしまいました。
「子供は、マスクしないで外で遊んでも安全です」軽率に言ってしまいましたが、その為に若い学生さんは肌を露出してノーマスクで髪をなびかせて歩いています。
彼が山木屋でも講演を行った時に、会場には広島・長崎原爆で亡くなった方の遺体を収納する仕事をしてきたがガンにもならずに長生きできたというEさんが聴衆していました。
Eさんは90歳くらいになっていましたが、講演後、山下にその経験を話しましたところ、山下は亡霊を見るような目で「そんなことは、かつてなかったことだ。詳しく調査させて下さい。」とEさんに言ったとの事で、その周りにいた方々は、Eさんの経験談よりも、山下の反応にショックを受けたそうです。
まったく、適当なあてずっぽの話ばかりやるんだったら、私にも出来ます。
福島県の対応も国と大差ありません。
自助努力して生活を命を守るしかありませんね。
フー・・・

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Author:ドットドット
原発事故まではハーブや自家製野菜・果物作りの生活を満喫していましたが、放射能汚染されてしまい、もう無理。
今は仲間と大好きな山登りをして写真を撮り歩きして楽しんでいます。
原発事故後の風土と日常をとりあげてをいこうと思います。

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