焼却はできるか?700度以上でセシウムは気化するという・・・

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原発事故で環境中にばらまかれた大量の放射性物質。冬を迎えた福島で、いま小さな異変が起きている。減少を続けていた放射線量が横ばいに転じ、なかには再び上昇する場所も現れたのである。雨によって濃縮されたという説、屋敷林から放射性物質が落ちてくるという説、落葉が貯め込んでいたセシウムを放出したという説…原因は解明されておらず、不安を訴える住民が少なくない。そうしたなか各自治体が本格的な「除染」に乗り出そうとしている。南相馬市の計画は、市内4万6千棟の民家と事業所を2年で除染するというもの。そのためには一日百軒の除染が必要で、汚染の深刻さや労力を考えれば実現は困難だと指摘する声もあがっている。どうすれば住民が安心して暮らせる土地に戻すことができるのか?…放射能汚染という現実を前に試行錯誤が始まった。


番組をみのがしてしまい、再放送を録画して見ることができた。
この地域でも、自治会で高圧洗浄機などを使って通学路を主に除染が行われたが、地区によっては除染後、放射線量が上がってしまったというところがあった。
不可解な結果に、単に「移動したからだろう・・・」と、その原因を適当に理由付けしている。

番組の中で紹介されていた現象として、地表面の除染(土砂のすきとり)をしたら、地表面は大きく線量低下したが、空気中の線量は逆に増加した事例があった。

芝生の除染時に同様の体験は我家でもあった。空気中の線量は翌日には低下していたので、作業中に予想以上に気中に舞い上がったとしか思えない。

それから、除染後に発生する大量の汚染ゴミの処分に関して、焼却して体積を少なくする方法も放送されたが、
セシウムは700度を越えると気化し大気中に飛散するという。
煙がモンモンと出して燃えている時の温度は500度程度で、この温度ではセシウムは気化しないようだ。

それが、正しいとすれば、燃やせる?・・・

少し調べてみた。

NPO 法人チェルノブイリ救援、中部理事の河田昌東氏は、
・・・放射性物質に汚染されたがれきを全国で処分することは、汚染の拡大になりますので賛成できません。がれき処分には、そのまま埋める方法と焼却処理があります。焼却灰の基準はありますが、燃やす前のがれきに基準はありません。

 ゴミ焼却場で焼却すればセシウムは700度で揮発しますので、煙突から大気中に出ていきます。脱硫装置では取り除くことができませんので、本来ならば特殊なフィルターをつけなければいけない。そのまま焼却すれば周辺の汚染につながり、非常に危険です。・・・
http://actio.gr.jp/2011/10/24215355.html

どうやら、700度がキーワードのようだ。
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我家でも大量に発生した汚染ゴミは、厚いビニール袋に入れて敷地内に一角にまとめて保管しているが、芝生以外にその半分以上は枯葉や剪定した枝などで、袋の数で30ケ以上になってしまった。

本当なら、地中に埋めて、放射線を封じ込めなければならないのだが、半端な量ではないので、そのままにしている。
気になっていたことは、そこから発せられる放射線量で、少々ご近所に対し、後ろめたい気持ちになっているのだ。
芝生や枯葉を袋に入れてまとめると、最初は1.5μsv/h程度だったものが倍以上の3~4μsv/hになってしまう。
DSCF0127.jpg
そして、その袋が2つ3つと集めると、6μsv/hを越えていた。
DSCF0128.jpg
50cm程度離れても2μsv/h以上も出ている。
1+1=2ではなさそうだが、これも放射線の不思議な点で、集めれば集めるほど高くなる。
地上に放置してはおけない。
今後も増えていくとすれば、焼却できるゴミは700度以下で燃やして、体積を少なくして地中に埋めたい。

さて、重要な約束事である温度管理をどうするか?
thermometer.jpg
天ぷらを揚げる時に使う温度計は使えるかなぁ・・・

DSCF0143.jpg
いやいや、その前に、、、雪かきをしなければ・・・
ずっしりと重たい雪が、なんと30cmも積もってしまったぁ (@_@)

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Author:ドットドット
原発事故まではハーブや自家製野菜・果物作りの生活を満喫していましたが、放射能汚染されてしまい、もう無理。
今は仲間と大好きな山登りをして写真を撮り歩きして楽しんでいます。
原発事故後の風土と日常をとりあげてをいこうと思います。

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