除染しても低減しない空間線量

ももさん、いつもコメントありがとうございます。
ゼオライトを使っての除染は既に個人として昨年行っていて、線量の低下は無いことは理解しています。でも、何度もこんなことを書いているのは、今回の町が進める田畑の除染計画には次のように明確に目的が文書化され説明会が開かれました。
平成24年度は川俣町農地除染方針により、川俣町のホ場条件に適応した徹底的な除染作業による農地の土壌線量及び空間線量の低減を図ることを目的に実施し、農作業の安全確保を図ることとする。と。
そして具体的な作業工程の中でも、施工前と施工後の空間線量を調査するようになっているのです。
私には、町が(根本的な方策は国が作成)進める除染作業への住民理解を得る手段として、線量低下も期待できるのだという絵を描かれたと思っています。
事実、説明会でも鵜呑みに聞いている方も多かったのですよ。


除染は、避難区域や計画的避難区域については国直轄で除染が行われるが、それ以外の低線量地域では各市町村が行うとされました。町独自で除染を行うにも膨大な費用がかかってしまう。その費用は国から引っ張ってくるしかない。しかし、国の除染方針に従ったマニュアルでないと金が動かないというのです。
それが、ゼオライトオンリーでの除染手段だったのです。

既に、昨年ゼオライトを15倍の量を散布して同様な方法で除染を試み、それでも結果が出なかった私は躊躇していましたが、今回準備されたゼオライトは、韓国産の天然ゼオライトであることを知り、もしかしたら下がるのかもしれないと思って、除染の申し込みをやってみたのでした。

線量測定も、ウクライナ製のガイガーカウンターで200秒計測するなど慎重に行ってみましたが、ももさんが言われる通り、空間線量など低下しませんでした。

本来、ゼオライトの目的はカリも散布しながら、土壌のセシウムを吸着させ植物の吸収量を低下させるだけで、ゼオライトに吸収されたセシウムからは放射線は発し続けられるのだから、空間線量は変わるわけないですよね。



除染しても変化しない空間線量

一方で、ゼオライトでの除染では既に失望した私は、自宅周辺や白菜畑などは表土を剥ぎ取るローテクな除染をコツコツ進めている。
DSCF0558.jpg
雪が融け、昨年表土を3cm程度剥ぎとってしまった地表面の線量を計測したら、0.4μsv/h程度だったのが0.7μsv/h台に上昇していた。原因は屋根(高くて、危険なのでまだ除染していない)から落下した雪に含まれていたセシウムが付着したとしか考えられない。
遣り残している芝や竜のヒゲなど順次剥ぎ取ることにした。
DSCF0559.jpg
DSCF0560.jpg
まだ1.21μsv/hのまま
DSCF0566.jpg
剥ぎ取ると0.33μsv/hまで低下。芝の厚み分だから約5cm程度だろうか?
DSCF0567.jpg
しかし、地表1mでの空間線量は地表面とは異なって0.53μsv/hあり、地表面の除染での効果は少ないようだ。
このように、地表面よりも1m高い空間線量の方が数値が高い現象は除染した場所全てでみられる傾向である
手が届くところの除染だけではこれ以上の空間線量を下げることは出来ないのかもしれないなぁ・・・

DSCF0564.jpg
そして問題なのが汚染ゴミである。
我家は使っていない道路沿いの土地があり、一時保管場所と決めて厚手のビニル袋に土砂や枯葉・剪定した木々を砕いたものを保管している。1mくらいまで近寄ると1~2μsv/hの放射線が出たままである。
穴を掘って埋められれば良いのだが、少し掘ると川沿いのせいか石がいっぱい出てきてしまい無理だった。
ストック余裕はまだありそうなので、これからも増えてしまうだろうが、他に名案が浮かばない。

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テーマ : 放射能汚染
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こんばんわ、ももで~す。
暢法さまの居住地のような谷間の底ですと、周りの山や土手などから放射線が飛んでくるらしいです。
なので直下の地面から来る放射線が少なくなっても受ける空間線量はある程度以上は下がらないそうです。
例えば、放射線を光に変えてみると分り易いかもです。
空から全体に放射線物質のかわりに蛍光物質が降ってきたとします。
地面の蛍光物質を除去しても、夜の明るさは周り全体がボンヤリと発光していますので真っ暗にはなりませんね。
地面は暗くて見えないけど、うっすら顔は周りから照らされて見えてるみたいな?

窓にフィルムを貼るというのはどうでしょうかしらね?
周りの景色がかくれる程度の塀をまわすとか~
汚染土砂類はシートをかけて、山砂を購入して30cm覆土すれば、そこから出る放射線はほぼゼロになります。
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原発事故まではハーブや自家製野菜・果物作りの生活を満喫していましたが、放射能汚染されてしまい、もう無理。
今は仲間と大好きな山登りをして写真を撮り歩きして楽しんでいます。
原発事故後の風土と日常をとりあげてをいこうと思います。

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