ススキの荒野が広がっていた

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ススキの荒野と化した長寿山登山口


気持ちはそのまんまで、気がつけば50代後半になってしまった。
震災後1年7ケ月という時間が過ぎたが、まだ自分自身の日常を取り戻したとは実感できないでいる。
「復興」「復興」とTV等では毎日のように言われているが、視界の中にはそれまでは存在しなかった仮設住宅が建っただけの変化で、それ以外、町並みの景観に変化はない。
むしろ、耕作を断念した田畑や荒れた野山が増えている。
今年もアンポ柿は除染を施しても基準値を大きく越えた放射性物質が検出され、出荷は絶望的である。
また今年も収穫放棄されたオレンジ色の花が咲いたような柿の異様な風景がつくられるのだろう・・・

さて、19兆円の復興予算の使い道が今更のように問題視されTVで騒いでいる。聞いていると、問う方も問われる方も、その成果を短期間で数値で示されなければ不正使途となるような議論が展開されている。

「復興」って、そういうものなのだろうか?違うんじゃないのかなぁ・・・?

防波堤や道路などのハード面の工事は急ぐ必要はあるのだろうが、そんなのは数値にどう置き換えできるのだろうか?
中でも、あきれてしまって心までへしおれてしまいそうだったのが、就労訓練の為に3000万円の重機を買って、復興工事の作業従事の役に立てたいという「お話」
額の問題ではなくて、その発想は被災地の住民の心をへし折る重大犯罪行為である。
マスコミを媒体にしてしか現場を知ろうとしない官僚や議員さんが、頭をひねって出せる答えは、このレベルなのだろう。


「がんばっぺ福島」「頑張ろう東北」  どうやって・・・???
気持ちがへし折れてしまったら続かない。そんなそんな強く生きられるとは思えないのだ。


陽炎(かげろう)のような不安定政権下、ドサクサにまぎれて復興資金が使われてしまう事がないよう、一時予算を凍結してでも、しっかりとした政権下で取り組んでもらいたい。
1円たりとも無駄なく生きた金になるようにしてほしい。借金大国なのだから。














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テーマ : このままで、いいのか日本
ジャンル : 政治・経済

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おはようございます、ももで~す。
全くそのとおりだと思います!
ただでさえ高齢化で耕作放棄地がふえていくのに。
10~20年後を危惧していたのですが、
2~3年後の田畑や果樹園は原野と化してしまうのでしょうね。
セシウムイノシシも我が物顔です。
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Author:ドットドット
原発事故まではハーブや自家製野菜・果物作りの生活を満喫していましたが、放射能汚染されてしまい、もう無理。
今は仲間と大好きな山登りをして写真を撮り歩きして楽しんでいます。
原発事故後の風土と日常をとりあげてをいこうと思います。

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